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TOPサロン講座「手製本を学ぶ 〜着せ替え表紙と四ツ目綴じでノートを飾ろう〜」を開催しました

サロン講座

「手製本を学ぶ 〜着せ替え表紙と四ツ目綴じでノートを飾ろう〜」を開催しました

投稿日:2026年01月21日(水)

このイベントは終了しました。

たまきさんサロンスタッフです。
12月13日(土)に和綴じ製本作家のながさわ ゆうこ先生を講師にお迎えして、「手製本を学ぶ 〜着せ替え表紙と四ツ目綴じでノートを飾ろう〜」と題したサロン講座を開催しました。
ながさわ先生は、仙台市内をはじめとした近隣の文化施設において、本の修理や和綴じの技術を多くの方に知ってもらうための講座や講習会を数多く開催されています。


今回の講座では、見栄えのする「着せ替え表紙」を作ります。
四ツ目綴じで、ちょっと豪華な雑記帳を仕立ててみましょう! 
中身を市販のノートなどに替えるだけで、何度でもリユース可能な表紙になります。


制作工程は、だいたい以下のような流れになります。
@
表紙の元になる厚紙「芯ボール」を寸法通りに裁断する。


A
芯ボールの「ひら」と「袖」を『裏打ち寒冷紗(うらうちかんれいしゃ)』で5mm幅を空けてつなぐ。
表紙をきれいに開くための溝になります。


B
表紙材(今回は『鎌倉彫り風千代紙』を使って豪華に仕立てます)で芯ボールをくるむ。


C
見返し部分(表紙の裏側)には『砂金子紙(いさごがみ)』を裏貼りする。


【糊は「塗る」のではなく「引く」という技を実演する先生】
D
ノートに4か所、綴じ穴のためのパンチ穴を開ける。
E
表紙と裏表紙で市販のノートを挟み、糸綴じ(つるし飾り用糸で四ツ目綴じ)する。


【先生お手製の糸綴じお手本模型!】
お手本通りにやっているつもりでも、最終工程の四ツ目綴じの一連の流れは難しかったようです。


立派な着せ替え表紙のノートが出来上がりました!

あとは、一晩重石を載せて糊を乾燥させれば完成です。


今回の制作工程はさほど複雑なものではありませんが、普段ハサミで紙を切ることが習慣になっていると、カッターナイフを使って紙を真っ直ぐに裁断する作業は少し難しかったかもしれません。
和製本の場合、紙を断つ、紙を折る、紙に糊を引く、紙を綴じるという四つの基本技術が要求されます。四ツ目綴じは数世代前までは、家庭でも普通に使われていた和綴じの技術ではあるのですが。

時間をかけた細かい手作業の連続でしたが、参加者の皆さんも集中して作業され、立派な「着せ替え表紙」を作りあげることが出来ました。
自分だけの美しい仕上がりの作品を手作り出来たことに、皆さん感動されていました。

このまま大事に飾っておきたいところですが、「着せ替え表紙」本来の使い方で中身を入れ替えながら、長くご活用いただければと思います。
和製本は、表紙を外して中身だけ新たに仕立て直すことや表紙をかけ替えることが可能なとてもエコな技術です。
和製本の技術を学ぶことによって、無駄を省いたちょっとオシャレな一冊を、手元に常備しておく暮らしも素敵だと思いました。


講師のながさわ先生、講座にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 
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