スズムシの音色に耳を澄ませてみませんか?
投稿日:2021年09月16日(木)
市役所に入ると、美しい音色が響いてきます。何の音でしょうか?
美しい音色の正体は、スズムシです。9月末頃まで、市内各所でスズムシを展示しています。
仙台市は昭和46年に、スズムシを仙台市の虫に制定しました。今年度で50周年となります。
中でも宮城野のスズムシは、「七振り鳴く」とも言われ、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。江戸時代には伊達藩から将軍家に献上されていたという記録も残っています。
残念ながら、現在は仙台市内で野生のスズムシの姿を見ることは難しいと言われており、岩切市民センターを拠点に活動する「すずむしの里づくり実行委員会」のみなさんは、25年以上もスズムシの飼育や展示、配布会、放虫、学校での出前授業などの普及活動をされています。
まん延防止等重点措置期間中ではありますが、もし市役所等の展示場所を訪れる機会があった場合は、美しい音色に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか?
主な展示場所
・仙台市役所(正面入り口すぐ)
・宮城野区役所(1階ロビー)
・宮城野区文化センター(2階すぐ)
・JR仙石線陸前原ノ町駅(改札内すぐ)
・市民センター(岩切、鶴ケ谷、東部、福室、田子、榴ケ岡、柏木)
・うみの杜水族館(順路最後のコーナー)
・岩切郵便局
・JA仙台岩切支店
概ね9月末まで展示されています。
【こちらの動画もどうぞ】
仙台の虫ってなーんだ?虫の声を楽しもう
仙台市の虫「スズムシ」をはじめ、秋の虫の声に耳を傾けながら、生物多様性について考えてみませんか。伊達武将隊が青葉山で秋の鳴く虫を紹介します。