「緑化で涼しく! 緑のカーテン大作戦」レポートI 【総集編】
投稿日:2024年03月08日(金)
今年度も5月中旬から緑のカーテンの育成を開始しました。
2023年は、例年にない暑さが続き、日本中で野菜が不作となった夏でした。
サロンの緑のカーテンも、あまりの暑さ続きで、葉枯れを起こした上、花粉媒介者であるハチやチョウなどの昆虫がほとんど訪れませんでした。
そんな中、様々な形でご協力いただいた皆さん、関心を持って見に来てくださった皆さん、このブログで緑のカーテンの生長を見守ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
緑のカーテンは、本来の目的である日射遮蔽の効果だけではなく、半年近くという時間をかけて、そこに集まる昆虫の生態を知り、植物の不思議とたくましさを学び、生き物を育てることの大変さや楽しみにも気づかせてくれるものです。皆さんもぜひご家庭で緑のカーテンの育成に挑戦してみてはいかがでしょうか。
たまきさんサロンでは、春にはまた「朝顔」「ゴーヤ」「風船かずら」の種を用意して皆様方のご来館をお待ちしております!
最後のレポートは、今年度の緑のカーテンを写真で振り返るプレイバック写真展です。
―「緑化で涼しく! 緑のカーテン大作戦」プレイバック写真展 ―
【事前準備】
種皮の固いゴーヤは、発芽しやすくするために種の先端部分を少し切り取り、一晩水に浸けます。
【種まき】
【種まきから約5日で朝顔が発芽!】
【種まきから約10日でゴーヤが発芽!】
【朝顔もゴーヤもどんどん生長していきます!】
【約1ヶ月かけて屋内で苗を育てます】
【定植】
プランターに土と肥料を入れ、苗を植え付けます。
2、3日でツルが麻縄に絡み始めます。
【風船かずらの種まき】
少しタイミングをずらして、この頃に「風船かずら」の種を空いた場所に直播きします。可愛らしいハート形の模様が入った種です。
【定植後2週間 上に向かってぐんぐん伸びていきます!】
【摘心 1m位になったら先端の芽を止めて脇芽を出させます】
【昆虫による受粉】
主にハチやアブ、チョウによって受粉が行われます。
【朝顔『ヘブンリー・ブルー』の花】
【風船かずらの花と実。中には種が3粒入っています】
【8月になるとゴーヤの実が収穫できます】
【9月の効果測定】
【10月撤収】
【朝顔のツルでクリスマス用のリース作り】
こうして緑のカーテンの写真集を見返してみると、あの暑い夏の日を思い出します。
抜けるような青空と白い雲、そして緑のカーテンの涼しい緑・・・毎日舗道を行き来する多くの学生や大学関係者、保育園児をはじめとして、キャンパスを散歩する市民の皆さんやサロンへの来館者の皆さんを、サロンの緑のカーテンは日陰をつくり、花や実をつけて、移り行く季節と共に楽しませてくれたと思います。
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