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「元気に育てよう！ 緑のカーテン大作戦」レポート⑭
投稿日：2022年09月28日（水）
サロンの前のわずか数メートルの舗道ですが、緑のカーテンが日陰を
つくってくれています。日差しの強い日にはうれしい日陰です。
この日陰の効果は、どのくらいのものなのか具体的な数値で検証してみました。
すでに秋の気配も感じ始めていますが、天気の良い日を選んで緑のカーテンの
効果測定を行いました。
青葉山の14時の天気は「快晴 気温27.0℃ 湿度67% 東南の風4m/s 降水量0mm」
でした。
[↑緑のカーテン前面舗道45.5℃ ]
直射日光が当たる舗道の表面温度は50℃を超える時もあります。
触ってみると、明らかに熱く感じられます。
[↑プランター表面も熱せられて50.3℃! ]
[↑緑のカーテンの葉の表面32.9℃ ]
プランターの表面が50.3℃になっているのに比べて、陽が当たる葉の表面温度は
32.9℃と水分の蒸散による気化熱の作用で低く保たれているのがわかります。
では、緑のカーテンの裏面はどうでしょうか?
[↑緑のカーテン裏面舗道25.8℃ ]
緑のカーテンの表側と裏側の舗道の表面温度の差は、なんと19.7℃もありました!
これは「サーモグラフィ」で測った放射温度ですが、気温を測ってみると、
緑のカーテンの表側1.5mでは31.3℃でしたが裏側1.5mでは26.8℃です。
4℃ほどの差ですが、日差しが遮られている分、体感温度としてはかなり涼しく
感じられます。
緑のカーテンとサロンの間は、少し距離があり、庇(ひさし)が張り出していて
直射日光を遮っているため直接の効果は感じにくいのですが、
緑のカーテン裏側の舗道を歩く皆さんには、夏の間涼しい日陰を提供できています。
また、ここを通る多くのみなさんがゴーヤの成長や朝顔の花を楽しんで行かれ、
ちょっとしたリフレッシュ空間として「緑のカーテン」の効果を体感できて
いるのではないでしょうか!
「元気に育てよう! 緑のカーテン大作戦」レポート⑮へつづく・・・
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