「自然と暮らす〜とんとん叩いて♪晩夏にしかできない藍のたたき染め〜」を開催しました。
投稿日:2022/09/11
たまきさんサロンスタッフです。
9月4日(日)は、「里山ガーデン工房 ハッピーボタニカル」の 山下 のぞみさんに登壇いただき「自然と暮らす〜とんとん叩いて♪晩夏にしかできない藍のたたき染め〜」を開催しました。
山下 のぞみさんは大崎市田尻の里山の静かな自然に囲まれた環境で、無農薬、有機栽培で蓼藍(たであい)や草木花を育て、天然藍染め製品やボタニカル雑貨の制作やワークショップなどをされています。
蓼藍(たであい)は一年草です。
秋には花が終わり種ができます。その種を春にまき、8〜9月に葉を収穫し染めます。
そして秋には花が咲き、種になり、春にその種をまく…。毎年繰り返される自然の恵みです。
30年程、育て続けていらっしゃるそうです。
「藍染め」は生の葉っぱをそのまま使う「生葉染(なまばぞ)め」と、「すくも」や「泥藍」という状態に加工して発酵させて染料にする「建て染め」があります。
今日のたたき染めは「生葉染(なまばぞ)め」です。
収穫期の8〜9月にしかできません。今朝、収穫してくださった生の葉っぱでたたき染めをしました。
「藍染め」の歴史や仕組みなどもお話しくださいました。
「藍染め」の仕組みは酸化と還元と発酵、理科の実験のようです。
防虫や抗菌、抗酸化、防臭などの効果があり、医療や農業への活用など研究されているそうです。
「今日はみなさん、お一人おひとり違った、とても素敵な柄のハンカチが出来上がりました。どうぞ、藍の葉っぱのたたき染めハンカチをいっぱい使ってください。叩いても気軽に楽しく染められる蓼藍(たであい)にぜひ興味を持っていただき、お家でもいろいろと活用してください。」とのことで、藍の葉をお土産にいただきました。
水差しで発根するそうです。スタッフもいただいちゃいました。
昔から体を守るために「藍染め」の物を身に付けたり、「蓼藍(たであい)」は薬として使われたり、先人の知恵に触れることができました。
炒めて食べたり、お茶にして飲んだりもできるそうです。
ご参加された皆さま、山下さん、ありがとうございました。
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