たまきさんサロンスタッフです。
8月26日(土)は、《里山ガーデン工房 ハッピーボタニカル》の 山下 のぞみさんに登壇いただき「親子でトントン叩いて♪藍のたたき染めワークショップ」を開催しました。

山下 のぞみさんは大崎市田尻の里山の静かな自然に囲まれた環境で、無農薬、有機栽培で蓼藍(たであい)や草木花を育て、天然藍染め製品やボタニカル雑貨の制作やワークショップなどをされています。

蓼藍(たであい)は一年草です。
秋には花が終わり、種ができます。その種を春に蒔き、8月から9月に葉を収穫し染めます。そして秋には開花し種になり、春にその種を蒔く…。毎年繰り返される自然の恵みを30年程、続けています。


「藍染め」には生の葉っぱをそのまま使う「生葉染(なまばぞ)め」と、「すくも」や「泥藍(どろあい)」という状態に加工して発酵させて染料にする「建て染め」があります。
たたき染めは「生葉染(なまばぞ)め」なので収穫期の今しかできません。今朝、収穫してくださった生の葉っぱでたたき染めをしました。
　

　





「藍染め」の歴史や仕組みなどもお話しくださいました。
防虫や抗菌、抗酸化、防臭などの効果があり、医療や農業への活用など研究も進んでいるそうです。


叩いて染められること、思っていたより発色が良かったこと、緑が青に変わったこと…等など気付きがたくさんありました。
昔から身体を守るために「藍染め」の物を身に付けたり、「蓼藍(たであい)」は薬として使われていたり、先人の知恵に触れることもできました。炒めて食べたり、お茶にして飲んだりもできるそうです。
藍を通して自然との共存を感じたり考えたりするきっかけにもなったのではないでしょうか。

ご参加いただいた皆さま、山下さん、ありがとうございました。


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