「プラスチックとのつきあいかた〜マイクロプラで万華鏡づくり〜」を開催しました。
投稿日:2023/08/11
たまきさんサロンスタッフです。
8月6日(日)、講師に東北大学大学院環境科学研究科 松八重 一代 教授と三橋 正枝 特任助教に登壇いただきサロン講座「プラスチックとのつきあいかた〜マイクロプラで万華鏡づくり〜」を開催しました。
私たちの生活の中にはいろいろな種類のプラスチックがあります。
プラスチックは形成しやすく軽量であるといった特性から、様々な場面で便利に利用できる素材です。 しかし、その性質上、生産され使われたプラスチックの多くがゴミになりやすい側面もあります。プラスチックは悪い素材ではありません。
衛生問題の解決など、様々な問題を解決してきたプラスチックは、私たちの暮らしの安心安全にも貢献してくれる素材です。
プラスチックごみ問題は、わたしたちの使い方や処理の仕方が問題となるのです。
みなさんは、きちんと分別してゴミ箱に捨てていますよね?
それなのになぜ海へ流出してしまうのでしょう。
リサイクル施設やそれらの技術をもった人がおらず、適切な処理がされない国もたくさんあります。適切に処理されないプラスチックは、毎年、約800万トンにも上る量が、海へ流出してしまっているそうです。
海に流出したプラスチックは、海流にのってあちこちの浜辺に流れ着いています。しかし流れ着いているその量はごくわずか。海洋に漂うプラスチックは、そこにすむ生物にも影響をもたらしてしまいます。
関心を持って行動する、知った知識を活かす、次に活かす行動が大事だと松八重先生はお話しくださいました。
鹿児島県の南にある沖永良部島(おきのえらぶじま)の浜辺で採取した砂から、マイクロプラスチックをより分け、万華鏡の素材にしました。
それぞれ自分だけの模様ができました。
今回は、夏休みの自由研究として活用できるように、プラスチック環境問題についてのワークブックを先生方が準備してくださいました。
松八重先生のお話の中にたくさんのヒントがあり、更に深めたい部分も教えていただきました。
家族みんなで一緒に考えてみる事も良いかもしれませんね。
松八重 一代先生、三橋 正枝先生、ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
共催:東北大学 プラスチックスマート戦略のための超域学際研究拠点、及び仙台市家庭ごみ減量課
本日は8月5日(土)にメディアテークにて開催されたプラスチック、フードロス、雑がみ、古着…等の資源循環について学び、私たちが今できることについて考える『資源循環の杜へ せんだいリブート キックオフイベント』関連の講座として開催いたしました。
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