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「手漉き和紙って?親子で葉っぱ柄ポストカードを作ろう♪」【サロン講座】

投稿日:2021/12/16

このイベントは終了しました。

たまきさんサロンスタッフです。
12月12日に手すき和紙工房 潮紙 代表 塚原 英男 氏をお迎えして「手漉き和紙って?親子で葉っぱ柄ポストカードを作ろう♪」と題したサロン講座を開催しました。


塚原さんは宮城県に400年伝わる柳生和紙工房で8年間修行され、その後仙台市内の福祉作業所で障がい者の方たちに和紙作りを教えていらっしゃいました。
震災後の2014年に ご自身の工房『手すき和紙工房 潮紙』を、川崎町に立ち上げ、和紙を通して先人の智慧を後世に伝える活動をされています。

さて、紙の色って何色でしょうか?
本来の紙の色は白ではないんですね―――・・・白い紙は漂白をしています。
紙は本来、原料となる木の色をしています。


手すき和紙技術は2014年にユネスコの無形文化遺産に指定されました。
1300年前に楮(こうぞ)で作られた和紙が正倉院に保管されています。
おそらく、当時はそうとは思わずに作られていたものが、1300年を経ても残るほど強さとしなやかさがあり、損なわれることがありませんでした。
今日みなさんが手すきをするポストカードが1000年後も残る可能性があると思うと、ワクワクしますね。

手すき和紙ができるまでの行程は、【楮(こうぞ)の刈り取り⇒蒸かし⇒皮むき⇒黒皮むき⇒煮熟(不純物を取り除く作業)⇒塵取り(細かいチリを取り除く作業)⇒叩解(繊維をたたいて細かくほぐす作業)⇒紙すき⇒圧搾(水を搾りだす作業)⇒乾燥】です。

工程の一つである楮(こうぞ)の皮むきをしました。きれいにむけます。
塚原さんが刈り入れ、蒸かして来てくれました。
体験して初めて感じる楮(こうぞ)の木の皮の香りです。




さて、待ちに待った 楮(こうぞ)と水とトロロアオイを使って紙漉き作業です。
押した葉っぱを漉き込みました。


トロロアオイも触ってみました。



準備完了―――さあ!紙をすいてみましょう!



※クリックすると大きく見えます。

     

     

     

おうちに帰って窓に貼って乾燥させて仕上げてください。

手すき和紙の伝統を守っていく大切さを楽しく知ることができたと保護者の方からご感想をいただきました。
濡れても破れないので、大切な方へのメッセージを書いて送っていただけたら喜ばれると思います。
塚原さん、ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。


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平 日 10:00〜20:30
土日祝 10:00〜17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)祝日の翌日・
     年末年始(12月29日〜1月3日)
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