『夕暮れサロン　秋のねむりを深めるために〜呼吸が教えてくれること〜』を開催しました

投稿日：2024/10/10

このイベントは終了しました。

たまきさんサロンスタッフです。
10月3日(木)にサロン講座「夕暮れサロン 秋のねむりを深めるために〜呼吸が教えてくれること〜」を開催し、心と体の環境を整える「呼吸」について学び体験し、自分自身と向き合う時間となりました。

講師を務めていただいたplus yoga 代表の佐藤 由紀さんは「10年後も健やかで快適に過ごせる」をテーマにplus yoga独自のプログラムをプロデュースされているそうです。

深い呼吸により力みが解けリラックスでき、身体中に酸素を取り入れ、血液やリンパの流れを良くすることで、より良い眠りに入ることができます。
佐藤 由紀さんは市内スタジオやカルチャースクールまたは野外などでも太極拳やヨガによって心と体を癒し自然環境や大地と一体になれるような体験を提供されています。その中で自分自身が整うと樹々や空、月や星などにも意識が向き「人間も自然の一部」と考えることができるとのことでした。

普段何気なくしている呼吸ですが、酸素を体全体に届けるためにはとても大切な運動です。
まず、普段の自分は胸式呼吸なのか腹式呼吸なのかを確かめてみました。
そして、胸式呼吸と腹式呼吸、自分は両方使い分けができるのか…5秒間息を吸い7秒間吐く…吸って…吐いて…。
スタッフは胸式呼吸が苦手なことに気付きました。
肺を膨らます胸式呼吸です。肋間筋や横隔膜やリンパ管が固いとうまく呼吸ができません。マッサージで緩めて再び呼吸をしてみます。マッサージ前よりも呼吸が楽になった方が大半でした。
浅い呼吸では肋間筋や腹横筋は使われることが無いため少しずつ衰えて行ってしまいます。胸式呼吸の深い呼吸で肋間筋や腹横筋を鍛えることができると、姿勢が改善され体幹の筋肉が鍛えられ、基礎代謝向上になるそうです。

リンパ管のマッサージを行い、太極拳「八段錦(はちだんにしき)を教えていただきました。
深く長くゆっくりとした腹式呼吸で行います。鼻から息を吸いながらゆっくりとお腹をふくらませ、次に鼻から息を吐きながらゆっくりとお腹をへこませます。

「太極拳は焦らずゆったりとした気持ちで、自然に流れる水のように、ゆったりとした気持ちで行います。誰かと比べたり、早く覚えよう、上手になろうなどと焦る必要はありません。今の自分に合わせてひとつひとつ丁寧に行いましょう。」とのことでした。

「座ったままでも良い、立ったままでも良い、激しく動かなくて良い、内臓と横隔膜を緩め、背筋や首筋を伸ばし、ゆったりとした呼吸で真っすぐ立つ。なんでもバランス!程良く!です。身体の作りはみんな平等です。今日の気付きが、5年後10年後の自分を変えてくれます。」と締めくくられました。
手のひらの毛細血管を確認しました。激しく動いたわけでもなく、汗ばんでもいないのに、みなさんホカホカの手です!

そして最後に、ながさわかおりさんによる絵本のよみきかせでまったりとした時間を味わいました。
日々の中で「人間も自然の一部」と感じられたら素敵ですね。
今夜は良い眠りに入れそうです。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

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